元スーパー店員がFIREしました(備忘録)

20年前からコツコツとFIREに向けて取り組み、52歳でサラリーマンを卒業しました。

現金だけに依存する怖さ

毎度スーパーマンです。

 

長らく放置していましたね。(笑)

久しぶりに更新しています。

NY市場が最高値を更新するなど、保有する米国株がどえらいことになっています。

あまり加熱しすぎると一気に冷え込むのではと思ってしまい、買えないですね。

 

昨年、金融庁が発表した「老後に2000万円必要」などとした報告書が世間を騒がせたことは記憶に新しいかと思う。報告書では、お金を安定的に増やしていくには、銀行預金ではなく株式などの資産運用をしていくことの重要性が語られている。

 

私が勤める中小弱小スーパーでは、40年近く働いても退職金が1000万ない。

基本給は、まともな大手企業と遜色がないように見た目の金額を合わせてはいるが、退職金はこのようにわずかだ。

これでは、退職後の生活は年金だけでは足らず、絶対に破綻する。

私の会社の従業員は、日々の月給、ボーナスばかりに関心があり退職金の金額まで知らない人が多い。

みなさんも、自社の退職金がおおよそどのくらい出るのかを聞いておいたほうがいい。

特に、ブラック企業に勤務されている方はそこに驚くべき事実が隠されている場合がある。

このような悲惨な状況にもかかわらず、資産運用をしている人が周りにはほとんどいない。余剰資金は、銀行預金している人が大半だ。

※ちなみに、スーパーの従業員は、全く無知か、知ったかみたいな人ばかりです。

 

投資家のみなさんにとっては、「いまだにそんなことしてる人いるの?!」でしょうが、中小企業ブラック企業では当たり前の現実だ。

 

【いまだに根強い現金神話】

株などの投資は、100万円が1年後にいくらの価値になっているのかわからないが、現金は、100万円は1年後も100万円のままだ。

ところが、現金は5年や10年の長いスパンで見ると保有しているだけで目減りしていっていることに気が付かないのだ。

100万円で買えていたものが150万円ださないと買えないようになるのである。

これを「インフレ」というのだが、お金の価値が目減りしてくことを我々は知っておかねばならない。

投資をしていない人は、銀行預金を信じて真面目にコツコツと貯蓄にはげんでいるが、

銀行預金の金利ではインフレには追い付かない。

銀行に預けていることは、利息どころかマイナスになるのだ。

近い将来、銀行も口座管理料の導入を考えているので、銀行預金はメリットどころかデメリットだらけである。

銀行預金に依存することは早くやめた方がいい。

ほとんどの日本人がこの事実を知らないか、気が付いていないのだ。

 

【インフレに強い資産】

今後は、政府の掲げる「デフレ脱却」にもあるように「インフレ」へと進むことが予想される。実際に、スーパーで販売している食品は、10年前と比較して確実に相場は上がっている。毎年、毎月のように各メーカーから価格変更や内容量の減少など仕様変更が頻繁にある。ほぼすべてのケースは値上げだ。

現金だけをもっていることがどれだけ恐ろしいことか、スーパーで働いているだけあってよくわかる。

こうしたインフレに強い資産の代表例は株式や不動産だ。

株式の場合は、物価の上昇を通じて、企業の収益が上昇する。企業の収益が上昇すれば、株価もそれを反映して上昇していく。また、不動産の場合は、物価が上昇するということは、家賃も上昇していくことになるので、家賃収入が物価上昇に見合って増えていく。

このように、投資をすることでインフレへの対応をすることができる。

投資をしている人と全くしていない人との格差は、今後どんどん開いていくだろう。

投資と一口にいってもいろんな手法があるが、

スーパーマンは、「金持ちは資産を買い、貧乏人は負債を買う」を格言として、株式投資を実践している。

 

【今後の投資方針】

・基本的に余剰資金はフルインベストメント

・現金比率をさらに下げていく

・米国株をメインとしたポートフォリオの構築

・VYM、SPYD、高配当株ETFを中心に投資する

・コカコーラ、PG、ジョンソン&ジョンソン、など安定株中心としたポートフォリオ

・あくまで相場をみながら、段階的に投入していく。一気にはぶっこまない

投資信託は、米国株、先進国株、のインデックス型を引き続き積み立てていく

・年間配当収入が安定的に200万をこえる仕組みを作る。

・55歳での早期リタイアを目指す。