毎度スーパーマンです。
この度、原油価格の暴落しましたのでポートフォリオに新たにVDEを加えることにしました。
4/24 20株 約定単価45.5ドル
5/01 50株 約定単価50.0ドル
5/02 30株 約定単価48.0ドル
【VDEとは】
米Vanguard(バンガード)社が提供するETFで、米国株のなかで、エネルギーセクターの銘柄を組み入れたETFです。文字通り、石油や天然ガスなど人々の生活に欠かせない資源・エネルギーにかかわる企業のことを指します。
経費率0.10%、分配利回り5.41%となかなか魅力的な水準にまで下がっています。
ただし、この暴落で減配リスクを考慮しておく必要があります。
VDEは2014年を境に暴落しています。
その原因はシェール革命と呼ばれる石油価格の暴落にあります。
丁度この頃、米国は掘削技術の発展によって、これまで商用化は難しいとされてきた地下層からのシェールガス・オイルを抽出することに成功し、結果、原油価格が暴落しました。このため、基本的に原油価格に収益構造があるこのエネルギーセクターは、以降大きくパフォーマンスを落とす結果となったのです。
昨今のエネルギー需要を鑑みると、石油に依存しない代替エネルギーなどに押され、昔のような価格まで戻ることは考えにくいと思います。
ただ、各社ともコスト削減や、代替エネルギーなど新規事業への取り組みを行っておりこれらが実を結べば今後復活する可能性は秘めているかもしれません。
今回の暴落は異常なまでに下がりましたのである程度ホールドしておけば80~90位の水準まで戻るのではと考えています。
続いて構成銘柄です。
石油・ガスの探査・開発(上流部門)から精製・販売(下流部門)までを一貫して手がけるスーパーメジャーの上位2社だけで保有割合の約4割を占めています。
上位2社が40%の比率を占めていることや、このセクター自体原油価格の影響を大きく受けることを考えるとETFを買うメリットがそれほどないのかもしれませんね。
それでも、ポートフォリオの一部として持つ分にはありなんじゃないでしょうか。
短期的にはキャピタルゲインを見込めるETFではないので、長期保有してインカムをメインとして投資しました。
80~90ドルくらいの水準まで回復したら売却する予定です。