元スーパー店員がFIREしました(備忘録)

20年前からコツコツとFIREに向けて取り組み、52歳でサラリーマンを卒業しました。

「投資で不労所得を生む」という思考

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毎度スーパーマンです。

 

毎朝、満員電車に詰め込まれて疲れた顔のサラリーマンを見ると「あ~気持ちわかるわぁ~、みんなしんどいんやな~、そうやねん俺も行きたくないねん。」なんて気持ちになります。ほとんどの人が厳しい顔をしてスマホをいじりながらため息をついている。

会社に行くのが楽しくて仕方がない、仕事にいくとストレス解消!なんてサラリーマンもそりゃいるでしょう。仕事=人生で社畜のように働くことが喜びであるならばそれはそれで幸せでしょうし、それを否定するつもりはさらさらありません。

ただ、私にはそれができないんです。

「お金」だけじゃない、「やりがい」が大切っていう人がいるが、そういう人はたいてい「お金」を持っている。間違いない。

ほとんどのサラリーマンの場合、働く理由の最たるものは、「生活するお金を稼ぐ」という切実なものだ。

毎月の住宅ローンの支払い、子供の教育費、車のローンの支払い、休日のレジャー費、食費、等々、毎月出ていく金額は抑えないといけないと思いつつも、これらのお金はほぼ固定費となってしまう。

これらのお金は絶対に支払わなければならないだけに、結局、労働をしなきゃならないという現実を毎日突き付けられているのが悲しいサラリーマンだ。

さらに貯金や資産がなければ、給料だけに頼るしかなくなり、会社しか自分の行き場(稼ぎ場)がないという思考へとどんどん陥ってしまう。

貯金や資産がない状態というのは、サラリーマンを得体の知れない不安や緊張に追い込み、満員電車に揺られ仕事場へと毎日出勤する日々のストレスに身を投じなければならなくなるのだ。

こういう思考のループに陥ってしまうと、情報が耳に入ってこなくなる。または、有益な情報を目にしても、それらに対する感受性が著しく低下しているサラリーマンを何人も見てきた。

こういった人たちには、「投資で不労所得を生む」という思考は存在しない。

社内では投資話などしないが、親しい後輩(社畜30代)にIDECOのメリットを説明したが未だに加入していない。

とんでもない保険に入っていることにも気が付いていない。

長時間労働をしている自分がおかしい事にも気づいていない。

サービス残業は当たり前だと思っている。

休日数が世間と比べ著しく少ない事実も気が付いていない。

このように情報が勝手に遮断され、有益な情報を判断したり反応したりする感覚が鈍ってしまうのだ。

私はブラック企業にいるからよくわかる。

これは本当に恐ろしいことだ。これぞ、資本主義の罠、会社に都合の良い人間を生み出してしまっている。

 

うちの会社は私のような人間を煙たがる。なぜならば、外部の情報を常に仕入れていることをなんとなく知っているからだ。

会議の席でもクソ役員どもに、耳の痛い話をしたり、開けてはいけないパンドラの箱をこじ開けて話をするからだろう。

現実の話をしないと会社はよくならない。

 私は、せっかく働くのなら「良い会社にしたい」という信念や正義感は持っている。

ただし改善には時間がとてもかかることだし、私のような一兵卒がピーチクパ~チク言ったところで何も変わらないのが現実だ。

 

負のループに一度サラリーマンが転落してしまうと、何らかのタイミングで自分が気が付かないと変わることはできない。

会社にすべてを依存してしまうと、通勤電車でみるような生気のないサラリーマン化してしまう。

定期収入があるサラリーマンを辞める必要はないが、サラリー+不労所得=収入 とし、不労所得>サラリーになればその後の人生はかなり変わってくる。

 

不労所得を得る仕組みづくりは早いに越したことはない。私自身20年投資して1億円の資産ができたのは、やはり「時間」によるところが大きい。

特に若い20代のサラリーマンは、早く気づけば確実に「不労所得」を手にすることができる。

20代ならば少々失敗しても、「時間」があるので充分リカバリーできる。

そして「時間」があれば多くの投資チャンスに出会うこともできる。

肉体を使わずに所得を得る「不労所得」という世界を早く知っておくことで、「労働」による精神的な負担はかなり軽減されると思う。

だから投資はお早めになのだ。

これを未だに気が付いていないサラリーマンが多い。

 

不労所得」を増やしサラリーマンから早く抜け出すぞ~!!