毎度スーパーマンです。
25年近くスーパーマーケットで働いているが、スーパーの従業員で投資をしている、または金融に興味がある人には1人しかあったことがありません。
お金の話は会社でしないこともあるんですが、なんとなく会話をすればその人の生活ぶりはわかりますね。少なくとも、中小スーパーの従業員で自ら考えて投資をしている人はほとんどいませんね。
内閣府の調査では、『株式・国債・社債・投資信託などの証券の取引を行い,資産を運用することを証券投資というが,現在証券投資を行っているか聞いたところ,「現在行っている」と答えた者の割合が9.8%,「以前行っていたが,現在は行っていない」と答えた者の割合が8.8%,「行った経験はない」と答えた者の割合が79.7%となっている。 都市規模別に見ると,「行った経験はない」と答えた者の割合は小都市,町村で高くなっている。』そうだ。
投資を行った経験がない人は、実に8割もいるのだ。
では、なぜ、株式投資を行わないのか。
これも内閣府の世論調査からわかるのだが、「株式投資に関する知識を持っていないから」を挙げた者の割合が33.3%,「株価の下落により損失が発生するリスクがあるから」を挙げた者の割合が32.5%,「まとまったお金がないと購入できないから」を挙げた者の割合が32.4%と高く,以下,「株式投資を行うのに充分な資産や収入がないから」(25.5%)などの順となっている。
知識がないからやらないは、もったいないですね。
以下のグラフは、金融資産をいずれの資産で保有しているのかがわかる。
預貯金が圧倒的に多く、株式や投信は合計2割くらいの保有率みたいですね。
引用元:証券投資に関する全国調査(平成27年11月)
日本人全体の調査でこのような結果なんで、そりゃ私の勤めるスーパーの従業員が投資しているわけないですね。
特に、うちの従業員(上司含む)と話すとお金に関しては、
「汗水流して働いた勤労所得が良いお金で、投資などで得た不労所得が悪いお金だ」との考えがすべてです。この考えの人ホンマに多いですよ。
意味がわかりませんね。
「楽して金儲けするもんじゃないで、そんなことしたらバチがあたる」
「株なんかするもんじゃない」「〇〇はバブルで大損したらしいで」
「あいつは、金持ちやからな投資なんかしとるわ」「あの人、投資してるらしいで大損するんちゃうか」等、
投資=まがいもの のネガティブイメージで話す人がほとんどです。
こういった人はたいてい、 お金を増やすこと=投資 ではなく =「競馬、競艇、パチスロ、銀行預金」ですね。そして、お金のために「労働」をしてラットレースのように働いています。
私「そうですね~」と話しを合わせて聞きますが、
内心は、「アフォやな~こいつ。まさに資本主義の奴隷やな。俺、すでに投資の恩恵で1億円持ってんねんけど。」なんて思いながら聞いてますね。
私、いやな奴ですね。すいません…
まあ、私が社畜のフリをして働いているから同じような考えだと思っているんでしょう。(笑)
これだけ情報があふれているのにいまだにこのような考え方をしている人は、「お前、頭悪いな」って思うしかないですね。
こういう方と接すると反面教師にして自分を省みるようにしています。
我々はそんな人とは関わらないで粛々と投資をすすめていきましょうね。