元スーパー店員がFIREしました(備忘録)

20年前からコツコツとFIREに向けて取り組み、52歳でサラリーマンを卒業しました。

スーパーマーケットの従業員がIDECOに加入していないのはなぜか。

f:id:haitougu:20191103144735j:plain

毎度スーパーマンです。

 

皆さんIDECOに加入してますか~!

入っとけよ~!(笑)

 👉※「個人型確定拠出年金iDeCo)は、確定拠出年金法に基づいて実施されている私的年金の制度です。この制度への加入は任意で、ご自分で申し込み、ご自分で掛金を拠出し、自らが運用方法を選び、掛金とその運用益との合計額をもとに給付を受けることができます。また、掛金、運用益、そして給付を受け取る時には、税制上の優遇措置が講じられています。国民年金や厚生年金と組み合わせることで、より豊かな老後生活を送るための資産形成方法のひとつとしてご活用ください。」

詳しい内容は自分で調べよう。(笑)

 

うちの会社スーパーではIDECO(個人型確定拠出年金に加入している人はほとんどいません。

中小企業の従業員は、知らないから加入していない人がほとんどではないでしょうか。

 それはなぜか。

理由はいろいろ考えられるのですが、そもそもこの制度を知らない社員が多すぎる。

やはり、会社もきちんとこの制度を説明する責任があると思いますね。

一度そのことを総務部に話したことがあったのですが、その担当者自身がIDECOを全く知らなかったことや、単に「めんどくさいやつやな、スーパーマンは…」って会社から思われているので動いてもらえなかったんですね。

会社から従業員に対しこのような制度がありますとの説明を最低限すべきですね。

後の判断はそれぞれの社員に任せればいいだけの話です。

 

そしてこれが一番の問題ですが、スーパーの社員は基本的に情報不足の人が多いのです。

 

例えば、会社に来る保険のおばちゃんからクソ保険を買ったりしている人が多いんですね。保険ババァが売りつけていた定額終身保険の更新型で、定期部分死亡保険5000万、終身100万、みたいなクソ保険に入っている人がどれほどいたか。(笑)

それもなんの疑問を持たずに、クソ保険料を払い続けている。。。これが一般的なスーパーの社員です。

当然、IDECOなんかほとんど知りません。7年前は、会社すら知りませんでした。

7年前…

私「すいません、確定拠出年金個人型に加入するので書類に記入して申請いただきたいのですが。SBI証券ですでに書類をもらいましたので、よろしくお願いします。」

会社「????何ですかそれ、そんな制度うちにはありませんよ。」

私「え??ないってどういうことでしょうか。」

会社「ないものはないんです!!」

会社は、「ない」と完全に言い切りましたね。びっくりするというか、唖然としすぐに外部の金融関係に勤める詳しい友人に電話しました。

私「会社にIDECO入りたいっていうたら、そんな制度うちにはないって言われたんやけど。」

友人「え?!ないって?それ、会社の制度じゃなくて国の制度やで、会社があるとかないとかいう問題じゃないんやけど。もう一度聞いてみたら」

後日、会社から早速電話がかかり「その制度調べたらありました。申し訳ありません。」との連絡がありました。

中小企業スーパーマーケットはこのようなレベルです。残念ですね。

大学生のみなさん、中小企業に勤めるということはこのようなリスクがあるということを認識しておいてください。

会社も情報不足、個人も情報不足、このような状態では得する情報を一生知らないまま終わってしまいます。

私は親しい後輩のみに言っていますが、「社外の友人をつくれ、そして大切にしなさい。」スーパーの社員は外回りの営業をするわけじゃないんで、なかなか人脈は広がりません。だから、学生時代の友人を大切にするべきですね

私は、学生時代の友人からの情報が一番役立ちます。ネットの情報もよいのですが、実際に使える情報は友人からの生の情報ですね。

ぎりぎり大手を狙える大学で、友人はほとんど上場企業にいったので、私との格差や社外のガバナンスやコンプラはよくわかりますね。やはり上場企業はしっかりしています。

社外の情報がなければ、世の中で起きている状況や、世の中での自分の立ち位置が見えないんです。

ブラック企業もそう、ブラックであることを自分で認識できればまだマシなんですが、社外の人に「お前の会社、それブラック企業やで、ヤバいで。」って言われないと気づかない場合が多いんじゃないでしょうか。

仕事の忙しさに埋もれてしまい、周りが見えなくなってしまう。会社の常識が世の中の常識と思い込み、そして、最後は自分が病んでゆく。

自分の会社の常識は世の中の常識じゃないよ!

そんなことにならないよう、普段から外部の友人との付き合いは定期的に行うようにしています。

 

投資はお早めに