元スーパー店員がFIREしました(備忘録)

20年前からコツコツとFIREに向けて取り組み、52歳でサラリーマンを卒業しました。

食品スーパーに就職しようと考えている方へ

 毎度、スーパーマンです。

 

 久しぶりの更新です。💧

 

 僕のブログは投資ブログのつもり(笑)なんですが、アクセス解析を見ると、

 結構、スーパー関係者や、スーパーでの仕事を考えている方が多いようですね。

 アクセス数は更新しなくても、結構あるので驚いています。💦

 たまたまとはいえ、こんな変人のサイトをご覧いただき、

 本当にありがとうございます。m(__)m

 

 初めてこのサイトをご訪問くださる方に簡単なプロフィールをご紹介します。

 

 年齢:50歳近く

 家族:嫁、子供二人(小学生)

 住所:地方の某都市

 住居:マンション(ローン終了)

 職業:食品スーパーの正社員(管理職)

 職歴:新卒で食品スーパーに就職、野菜の部門長~店長~本部スタッフ(現職)

 学歴:某私立大学卒(Fランクではない)

 金融資産:1億円以上

 年収:700万(税込み)

 配当収入:200万(予定)

 

  食品スーパーへの就職を考えている方からのアクセスが多いようなので、

 単刀直入申し上げますと、

 新卒で、スーパー業界への就職はもったいないです。

 もし、この業界で働きたいのなら以下の覚悟をしてください。

 

 1.他業界に比べ平均年収、退職金が少ない。

 2.業界的に地位が低く、働いている人たちのレベルも総じて低い。

 3.Fランク大卒、高卒、中卒、が多い。

   よって、社内結婚ならそういった方とお付き合いすることになる。

 4.労働集約型産業で、長時間労働サービス残業が慢性化している。

   特に、この業界はこれらの改善が遅れている。

          ※3.のような従業員が多く、問題点の認識や改善の意識がない。

 5.年間休日が他業界に比べ圧倒的に少ない。

   その上で、休日出勤を強いられることがある。(中小スーパー)

 6.土日が休めない。そのため、一般企業に就職した友人と会えない。

   女性との出会いもなくなり、3.の社内結婚となってしまう。

 7.中小スーパーは特に、働き方改革とは無縁で、

   過酷な労働を強いられる可能性が高い。

 8.基本的に誰でもできる仕事なので、転職するにも難しい。

 9.長期休暇は基本的に取得が難しい。

 

 最近は、企業間格差が出ているとはいえ、大手も含め、スーパー業界は長時間労働が基本であることは間違いないでしょう。

本当に、業界として待遇を考えないと、若い人材は入ってこなくなりますね。

 

私は、新卒で野菜部門に配属されましたが、ほとんどの先輩が中卒、高卒の荒くれもので、コミニケーションを取ることが難しく1年位悩みましたね。💧

朝は、4時起きで、5時30分には出社、19時退社、12時間は仕事でした。

そんな生活が10年ほど続きました。

若かったけれども、本当にきつかったです。💦

店長になったら、休みがさらに減らされて、月間5回になりました。

もちろん、1日 12時間労働は変わらずです。

毎日がへとへとで、家と会社の往復の毎日でした。

本部に行っても状況はあまり変わりません。

私の場合、オーナーとの距離が近くなったので、家族旅行で長期休暇を取らせてほしいと、オーナーに直接頼んでいます。オーナーがOKを出せば、印籠を貰ったようなものなので、他の誰も文句が言えません。(笑)

だから、長期休暇を年に一度取得できているだけで、本部に行くまでは絶対無理でした。💦

このようなケースは稀ですので、本部に行ったからといって楽になることはありません。

中小スーパーはどこもこんな感じだと思います。

だからと言って、大手を勧めません。

スーパー業界そのものに入る事が新卒ではもったいないのです。

なぜならば、あなたが、他業界で就職していても、この業界ならいつでも働けるからです。

スーパー業界から他業種はなかなかハードルが高いのですが、あなたがどのような職業についていたとしても、この業界はいつでも誰でも入ってこれます。

だから、もったいないのです。

Fランク大卒であっても、他業界にとりあえずは就職してから、スーパー業界にどうしても来たいのなら、40代でもよほど問題がなければ、正社員で雇ってもらえるでしょう。

だから、この業界は、最後の手段として大切に残しておいてください。(笑)

 

以上は、私のあくまでも個人的な意見ですから、スーパー関係者の方、気分を悪くなさらないでくださいね。

では。